2018/12/29
型枠ブロック施工中その2
皆様こんにちは、もうすぐ今年も終わりですね。
今回は、前々回のブログで書かせていただいた、型枠ブロックの作業が進んでいますので、
少しご報告したいと思います。
型枠ブロックを積む部分にコンクリートが打設され、ベースとなる部分が出来上がりました。
暗くなってしまって、分かりにくいかもしれませんが、
ブロックの溝に縦の鉄筋と交差する横の鉄筋を入れて強度を高めています。
最後に、型枠ブロックと普通ブロックの違いについて簡単に説明させていただきます。
普通コンクリートブロックはブロックの空洞に鉄筋を入れモルタルを詰めています。
対して、型枠ブロックは擁壁として施工されるので、
普通ブロックに使用する鉄筋より太いものが使用され、使用するピッチも密になっています。
また、ブロックの巾にも違いがあり、普通ブロックは、120㎜がよく使われています。
ですが、型枠ブロックは、巾が150㎜以上あり、積み終わった最後に、
モルタルではなく、生コンクリートを打設するので、生コンクリートが入る空洞も広く作られています。
型枠ブロックは、見た目は普通ブロックと変わりないように見えますが、
強固に造られた型枠ブロックは、普通ブロックとは、似て非なるものなのです。
ちなみに、今回の現場では、巾が200㎜の型枠ブロックを使用しています。