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ワクワク 

皆様こんにちは、今朝は凍えるような寒さでしたね。

雪が降っていますので、外出される際は足元に十分ご注意下さい。

 

最近”ワクワク”するようなことありましたか?

私は、どのように現場が仕上がるか”ワクワク”しています。

 

さて、”ワク”は”ワク”でも今回は”型枠”

先日、型枠が組み終わりコンクリートを打設しましたので、お伝えいたします。

今回打設したのは、ウッドデッキの土台となるコンクリートです。

まずは、型枠の写真。

DSC_0316

砕石を敷き、転圧した後にメッシュ筋(網状の鉄筋)を配置します。

メッシュ筋を使用することでコンクリートの強度が上がり、ひび割れを防いでくれます。

 

続いて、作業中の写真。

今回は、「びろーん君」(2019/2/2のブログ参照)は登場しなかったので、

一輪車でコンクリートを型枠まで運んで打設しました。

同時進行でコンクリートを鏝(こて)などで均していきます。

DSC_0333

コンクリート打設完了!

あとは、しっかり養生して固まるのを”ワクワク”しながら待ちます。

 

以前のブログで書いたコンクリートに防寒対策が必要な理由を説明します。

コンクリートはセメントと水が反応して化合物を形成する反応(水和反応)が進むことで固まり、強度を増して硬化していきます。

水和反応は化学的な反応であるため、

コンクリートをとりまく温度が極度に低いと反応が遅くなり硬化や強度の増進が遅れる傾向があります。

もし、コンクリート内の水が凍った時に、

コンクリートがまだ硬化の初期段階にあり凍結膨張圧に耐えるだけの強度がない場合には、

コンクリートも膨張し水が溶けた後も内部組織が緩んだ状態になります。

ちなみに、水は凍結して氷になる際に9%程度体積が膨張します。

このような硬化の初期段階で凍結と融解を受けた状態を初期凍害といい、

初期凍害を受けたコンクリートはその後の強度や耐久性が低くなり品質は劣ったものとなります。

少し長くなりましたが、要するにコンクリートが凍えると強度が下がります。

そのため、コンクリートが凍えないように防寒対策が必要になります。

 

そのほかの工事が進みましたら、お伝えいたします。

”ワクワク”しながら、待っていていただけると幸いです。

 

外構工事、エクステリア、ウッドデッキ等をお考えの方は、

些細なことでも結構です。何なりとお問い合わせ下さい。