2020/06/01
- 施工事例
今回の現場は、家を建て替えに伴って、
お庭一部を解体されたので、
カーポートや植栽などの部分が残してありました。
その既存の部分を生かした、
お庭のリノベーションをしてきました。
まずは、全体のイメージパースです。
お客様のご要望をお聞きした上でご提案した図面です。
実際の写真
ポストが日影に入ってしまって、よく見えませんが、
イメージパース通りではないでしょうか。
入り口部分は、当初は砕石でしたが、
このままだと砕石が道路にこぼれてしまうので、
道路から1mの所までコンクリートを施工しています。
これで、砕石がこぼれるのを防げる上に、
車の出入りがしやすくなります。
駐車場までの部分は、砕石を敷いています。
残してあった駐車スペースと合わせて利用できるように、
コンクリートを施工して、広い駐車場にしました。
既存の部分が一部ひび割れていたので、その部分を解体して新たにコンクリートを打設して補修をしました。
色が違うので、補修した部分は分かると思いますが、
解体するときに、費用が抑えられるようにできるだけ小さくして、
また、割れにくいように極端な角ができなようにしています。
コンクリートの表面は、刷毛引き仕上にしています。
刷毛引き仕上は、コンクリートの表面に刷毛で細かな凹凸をつける仕上げ方で、雨で濡れた時でも滑りにくくなり安全です。
スリットを入れることで、コンクリートの膨張・収縮によるひび割れを抑えてくれ、
さらに、スリットに水が流れるので、水はけもよくなります。
スリットには、6号砕石という粒の大きさが揃った砕石を入れていて、
駐車場のアクセントになります。
駐車場の後ろ側は法面になっているので、フェンスを設置しています。
後ろにある竹藪は、お施主様の敷地なので、タケノコなどを取りに行けるよう
出入りする部分を残してフェンス設置しました。
今度タケノコが取れた時には、貰いに行こうかなぁ~
犬走りは、建物の外周部の足元まわりを
石・コンクリート・砂利などで敷き固めた部分を言います。
コンクリートにすることで、雑草が生えなくなり、
泥跳ねによる住宅基礎の汚れを防いでくれます。
また、雨の後などでも、地面がぬかるまないので、
掃き出し窓からの出入りがしやすくなります。
北側と西側には防草シートを敷いて、その上に6号砕石を入れてあります。
雑草が生えるのを抑えて、さらに、泥跳ねによる住宅基礎の汚れを防いでくれます。
これでお庭の手入れが楽になります。
また、駐車場・犬走と繋がっているので、
土の上を歩かずに家の周りを移動できます。
敷地の北側と西側にはブロックを施工しました。
西側には、フェンスを設置しています。
フェンスがあることで、境界がはっきりとしますが、
開放感があり、通風や採光の邪魔になりません。
入り口部分の化粧ブロックは、既存のブロック・フェンスの高さを合わせて施工しました。
笠木と化粧ブロックはデザインが近いものを選び、一体感が出るようにしています。
ポストの後ろには植栽があり、緑の中で赤系のポストが際立って存在感抜群です。
このポストは、フィンランド製のポストで「ボビ」と言います。
フィンランド製というだけで、素敵な気がしますが、
写真のように、実際も素敵なデザインです。
気になる方のために、リンクを張っておきます。
http://www.sekisuiex-webshop.com/
既存の部分と調和がとれた素敵なお庭になりました。
ウッドデッキ・ウッドフェンス・エクステリア工事をお考えの方は、
お気軽にアルスガーデンにお問い合わせください。